Translate

2014年2月1日土曜日

ライターの仕事探し・方法いろいろ

 名刺に「ライター」と書けばライターになれる、という文言をよく目にします。それは決して間違ってはいない、むしろ正しいのですが、それだけで胸を張って「私はライターだ!」と言える人は少ないと思います。やはり仕事をしないと。

 ライターの仕事探しは、簡単なようで難しいというのが、1年間ライターをしてきた私の感想です。

 どんな仕事でもいいのなら、割とすぐに見つけることができます。「ライター 求人」と検索するだけでいいんです。もう少しがんばって探すなら、ライター募集・ライター応募ウェブがオススメです。
 このようにして調べてみると、特に多いのがブログライターです。在宅でもできるので、最も敷居の低い仕事と言えます。

 しかしこの手の仕事では満足できない人もいるでしょう。私がそうです。なぜなら私は、将来小説家になるつもりでライターをしています。ブログライターをしていて小説家になれるとは、とても思えません。

 小説家に転職するつもりでライターを始めるならば、やはりどこかの出版社で勤めるのが早道なのではないかと、私は考えます。しかし、今の仕事を投げ打ってまで出版社に飛び込むには相当の勇気が必要です。少なくとも、私にはできません。

 そこでここ最近は、週2日のアルバイトを探してみたのですが、それがなかなか見つかりません。(ちなみに探すのに使ったのは、マイナビindeedです。特にindeedの携帯アプリは、一度検索した条件が保存されて、それに合致する案件があれば後からでもお知らせしてくれるので重宝しました。応募方法がわからない案件があったのはマイナスですが……)
 何とか見つけて3件ほど応募して面接もしましたが、採用されませんでした。
 たかが3件、されど3件です。なかなか見つからない募集案件を見つけて、都心まで1時間30分かけて辿りついて(住んでる場所が田舎なんです)、それで結果が不採用というのは、精神的に堪えるものがあります。

 堪えて、くじけたので、別の方法を考えることにしました。
 とりあえず二つ考えました。

 一つ目は、求人していない出版社に応募してみるということです。私としては少し引け目を感じるのですが、割とメジャーな方法らしいです。
 求人広告を出すほどお金のない出版社もあるでしょうし、自社に興味を持った人だけ来て欲しいというスタンスの会社もあるでしょう。そういう意味では、この方法が有効なこともあると思います。何より、通勤時間が1時間以内の会社に採用してもらえる可能性があるのは魅力的です。

 二つ目は、ブログでお金を稼ぐということです。今皆さんが見ている、このブログです。
 先に書いたブログライターとは違います。誰かに雇われる訳ではなく、自分が書きたい記事を書いて、そこに掲載された広告料で稼ぎます。平たく言うとアフィリエイトです。
 良く言えば自由ですが、悪く言えば基準がありません。どんな記事が収益につながるのか、それを自分自身で考えなくてはなりません。

 …………。

 何かを得る為には何かを捨てなくてはいけないと、某有名漫画ではよく言われていますが、それなら私が小説家になる為に捨てないといけない何かとは、一体何なんでしょう?

 私にとって仕事探しは、常に何かを捨てる行為であるように思います。
 それは時間であったり、お金であったり、矜持(プライド)であったり。私としては、最後の1つが一番捨てたくない物なのですが、最近はそれさえも捨て去ろうとしています。

 このブログを見ている皆さんが何を目標としているのかは私にはわかりませんが、何をするにも、最初の理想を見失わないことと、その理想の為に不必要な物は切り捨てる覚悟が、重要なのではないかと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿