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2013年3月16日土曜日

お気楽にできるシナリオライター、始めました

以前の日記で、「WEBライターをしている」と書きましたが、それだけではいつまで経っても小説家にはなれないような気がしましたので、シナリオライターの仕事を探してみました。

シナリオライターはWEBライターと違って個人からの依頼が多いようです。
個人というのは、例えば同人サークルのことです。

企業からの依頼もありますが、それらは大抵、採用条件の欄に「経験者のみ」と書かれています。
こういう採用条件は満たしていなくても採用されることがある、という話を聞いたことがありますが、そこまでシナリオに対して自信が持てないので、素直に「初心者OK」のところを希望することにしました。

そうすると、必然的に個人からの仕事を探すことになります。基本的に、報酬はありません。出たとしても、わずかな物です。

つまりは趣味ですね。
お祭り気分とでも言いましょうか。
私も、ライターの仕事は半分趣味でしているようなところがありますので、全く問題はないのですが。

WEBライターの仕事が「仕事というつもりで真剣に取り組んでください」と言われることが多いのに対して、
シナリオの仕事は「肩の力を抜いて、気楽にしてください」と言ってくださるので、最初は多少違和感を感じました。

当たり前かも知れませんが、シナリオの方がWEBよりも楽しそうです。
変にやる気を出しすぎると、意見が合わなかった時に苦労しそうな気がしますので、先方の言われた通り、肩の力を抜いて、取り組んでいきたいと思います。


シナリオの仕事を探している最中に疑問に思ったのですが、将来小説家を目指しているというのは、ライターとしてはマイナスになるのでしょうか?

例えば、採用するか否かで依頼先が悩んでいる時に、「私は小説家になる為にライターをしています」なんて言ってしまうと、「なんだこいつは。ライターの仕事は踏み台に過ぎないって言うのか」みたいに思われないでしょうか?

私の思いとしては、小説家になってからもライターの仕事は継続していきたいと思っていますし、小説家になりたいからこそ、ライターの仕事は真剣に取り組みたいと思っています。

しかしその思いが相手にも伝わるのかと言いますと、必ずしも伝わるとは言い切れません。
そう考えると、小説家を目指しているということは、できるだけ隠した方がいいような気もします。

逆に小説家を目指していることを公表するメリットを考えてみました。
一つは、将来の展望を話すことで、どういう仕事がしたいのか、どういう仕事が得意なのか、相手に伝わりやすいというメリットがあります。
小説家志望ならこういうことは理解しているだろうなというように、多くを語らずとも自分のことを知って貰えることになります。

他にも、将来の展望を持っているというだけで、多少優遇して貰えることがあるのではないでしょうか。
「お金が稼ぎたいだけ」「なんとなくライターをしている」と言うのより、「将来はこうなりたいんです!」という熱い思いを持っているほうが、良い印象を与えられると思います。

まあ、場合によりけり、人によりけりだとは思いますが、変に隠し事をしても、却って自分が苦しくなるだけですから、何かで失敗するまでは、小説家を目指していることは隠さず、おおっぴらにしておこうと思います。

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