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2013年3月10日日曜日

七年間続いた胃潰瘍が、薬物治療で完治した話

今日は、私が体験した胃潰瘍の話を書きたいと思います。

私は、中学時代から胃潰瘍を患っていました。語尾が過去形なのは、今のところ胃潰瘍は治まっているからです。

発病から約七年間、胃潰瘍と付き合ったのですが、あれはかなり辛いです。痛みは勿論ですが、好きな物を好きなだけ食べられないのが、私にとっては一番辛かったです。お腹が痛くてもお腹は空くんですよね。
血を吐いた事が二回だけありましたが、その時の痛みと言ったら……なんでしょうね? 語彙が足らなくて表現出来ないです。悶絶するような辛さと言っておきましょうか。

少し話が逸れますけど、フィクションの世界(バトル物とか)では当たり前のように血を吐いてますよね。あれって、絶対にあり得ないです。
血を吐くって事は、胃袋から出血してるんですよ。「がはーっ!」とか言って吐いてる時は、血の量から考えても明らかに胃袋に穴が開いてます。穴が開いたら手術しないと治らないんです、胃袋は。
それどころか、穴から胃酸が漏れだして、他の臓器まで大変な事になります。死ぬ一歩出前です。

……私は何が言いたかったんでしたっけ? 自分で話を逸らしといて、修正出来なくなってしまいましたが、
要するに、胃潰瘍はそれだけ痛いって事です。

ちなみに、私は胃袋に穴が開く所までいってません。だから手術もしてません。
私はつい最近まで、胃潰瘍は穴が開く病気なんだと勘違いしてましたが、穴が開く手前の状態も胃潰瘍と呼ぶそうです。

穴が開く手前になった私は、ついに病院へ行きました。病院は大嫌いですが、仕方なく病院に行きました。
私が病院嫌いな理由は……説明しているとまた話が軌道修正出来なくなるので、説明しません。一度した失敗はしないのです、私は。
仕事でも、同じ失敗を繰り返さない事は重要ですよね。「失敗は成功の母」なんて言いますけど、その言葉通りにするかどうかは本人次第です。失敗から学ばない人は、どれだけ失敗しても成長しません。
……私は何が言いたかったんでしたっけ? なーんて、さすがにこれは予定調和ですが。

閑話休題。
病院で診て貰うと、入院の必要があると言われました。胃袋はともかく、出血による血液量がヤバかったそうで、ヘモグロビンが常人の半分以下と言われました。
でも入院したくなかったので、上手い事言って逃げました。(何て言ったかは内緒です)

でも胃袋は治さないといけないので、薬剤治療をして貰う事にしました。
三ヶ月かかりました。お金は……いくらだったか忘れましたけど、確か診察費の方が高かったような気がします。

薬剤治療をしたら、胃潰瘍はすっかり治ってしまって、薬嫌いな私としては喜ばしいようなそうでないような微妙な感じです。

治った事自体はすごく嬉しいですけどね。
何食べても大丈夫で、辛い物でも食べ放題です。
お腹の中に何か抱えてるような不安が消えましたし、何より驚いたのは朝の目覚めの良さです。
胃袋と睡眠がどう関係しているのかは知りませんが、すごく気持ちのいい朝が迎えられるようになりました。
これを幸せと思えるのは、胃潰瘍を経験したからこそですね。そういう意味では、この七年間は貴重な人生経験だったと言えなくもないと思うような気がします。

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