私がブログを更新する時は、暇な時です。
つまり、今は暇です。
現在はシナリオライターの仕事を2つしているのですが、どちらも依頼先からの連絡待ちという状況です。
こういう空き時間にこそ、前回の記事で書いた英語の勉強をするべきなのでしょうが、まとまった時間が取れる訳ではないので、やはりラジオを聞くぐらいしかできないのです。
話は変わりますが、シナリオライターの仕事をしている時に、少しショックなことを言われてしまいました。
それは、「描写力が低い」です。
ライターにとって、これほど堪える駄目だしがあるでしょうか。ライターとしての存在意義が揺らぎかねない言葉です。しかも具体的なチェックポイントもなく、ただ「描写力が低い」だなんて……。
私は、勤務先では社内報のような物を作ったことがあります。人が作った物を読んで添削したこともあります。そのため、自分の文章能力は優れているんだという勘違いをしていました。しかし所詮は、井の中の蛙。世間で使えるレベルではなかったのでしょう。
具体的なチェックがなかったのも、自分が人の文章を添削した時のことを思い出せば、その気持ちがよくわかります。文章の欠点を具体的に挙げるのは、文章を上手に書くことよりも難しく、疲れる仕事なんです。そのことがわかるからこそ、相手を責める気にはなれません。
正直、かなり挫けました。しかし、小説家になるのを諦めたりはしません。描写力が低いなら、レベルアップすればいいのです。
今の私は、日本語として正しい文章を書くことを強く意識していました。でもそれでは駄目なんです。報告書に載せるような文章では駄目なんです。小説は、芸術です。だから、美しい、心に迫る文章が書けないといけないんです。
今までは、売れている小説家を羨むだけでした。これからは、その人たちの技術を盗み、乗り越えるつもりで、創作に励みたいと思います。
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